2022/03/11

最近読んだオススメ本

経理担当です。

まだまだ家で過ごす時間が多い中、読書の時間を大切にしています。
今回は、最近読んだ本から個人的にオススメの本を3冊紹介します。

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 鈴木忠平(著)

中日ドラゴンズ落合元監督について書かれた本です。

落合元監督といえば、2004年~2011年に監督をされており、中日ドラゴンズはその間ずっとAクラスの常勝チームでした。監督初年度の開幕投手に3年間ケガで一軍登板のなかった川崎憲次郎を抜擢したこと、日本シリーズでの完全試合目前での継投…などなど10年以上前の話ですが、今でも色々と語り継がれていることがあります。

この本では、有名な話が深掘りされて書かれていたり、落合元監督の決断を一選手がどう考えていたか、近くで見てきた作者が何を感じていたかといった目線で書かれています。
文章や話の構成もうまいため、当時プロ野球をよく見ていた人は一気に引き込まれます。オススメです。

(思ったこと)
この頃はプロ野球よく見てたな…。

葬儀を終えて アガサ・クリスティー(著)

昨年から1冊の小説を1週間かけて読むのを楽しんでいます。
そして最近、エルキュール・ポアロ シリーズ(アガサ・クリスティーの作品)を全て読み終わりました。

一般的に有名な作品である「オリエント急行殺人事件」、「アクロイド殺し」、「ABC殺人事件」、「ナイルに死す」はもちろん面白かったです。それ以外で、一般的に有名ではないと思われるけど個人的に面白かったのがこの作品。

とある登場人物が最初の方に放つ一言から、一気に物語に入りこみました
個人的にこの作品はオススメです。

他にもポアロシリーズは全体通して面白い作品が多かったので、また数年後にシリーズ全て読み返したいです。

(思ったこと)
いつかアガサ・クリスティー(作者)ゆかりの地へ行ってみたいな…。

ブラックボックス 砂川 文次(著)

第166回芥川賞受賞作品。
芥川賞…よく聞くけどどんな賞??と思い調べてみると。
優れた純文学を書いた新人に与えられる文学賞
だそうです。

では純文学とは??
作家それぞれが各々の「文学とは何か」「文学とはどうあるべきか」を追求した作品
だそうです。

わかったようなわからんような…とは思いますが、この作品は芥川賞受賞作品なので、純文学作品になります。
今回、勧められて読んでみました。

純文学の作品を読んだことがなかったからか、正直面白かったかといわれると「?」です。

ただ今思えば楽しみ方が違ったと思っています。
物語そのものを楽しむのではなく、作者がこの作品にこめたテーマをどう表現しているか、物語はあくまで表現の1つでそこに書かれていることから何を思うか、どう感じたかといったことを楽しむものなんだろうと。
今回は純文学初心者だったため、良さを理解できなかったですが、純文学に触れることで読書をより深く楽しめるのかなとは思いました。

(思ったこと)
純文学…いつか自分はハマる気がする。

紹介を終えて

今回、全くジャンルの異なる3冊を紹介しました。
今回紹介した本以外にも最近読んで面白いと思った本はたくさんあります。
これからも気になった本を色々と読んでいきたいと思います。
オススメの本があったら教えてください。

(思ったこと)
次は何を読もうかな…。

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