2017/11/25
防災フェスタ2017in中村・中川
2017年11月25日(日)
ささしまライブで行われた防災フェスタに参加しました
ささしまライブに集合。
名古屋駅の近くにある街です。
【ささしまライブのWEB】
- 後ろの大きいビルは「愛知大学」です
今日は「防災フェスタ」に参加します。
受付でスタンプラリーの紙をもらい、出発。
- 受付へ行くぞー!!
- 今日はこれをやるよ。
- スタンプを集めようぜ。
中京テレビのホールで、高校生の和太鼓演奏・保育園園児のダンス・小学生と高校生の吹奏楽演奏がありました。
- テレビのついているビルが「中京テレビ」です
松蔭高校の和太鼓部の演奏です。
すごい迫力でした。
防災・減災についてのコーナーへ行きます。
「愛知大学」の中で開催されています。
- ガラスの屋根の下でやっているよ
地震の揺れを体験できる「起震車」です。
「地震って私が覚えているのは3くらいだよね」
「6、7、ってどれくらい揺れるの?」
「これは偽物だけど、揺れるからしっかりバーに捕まってね」
係員の説明を聞いて、起震車へ乗り込むスカウトたち。
「震度6強」で体験します。
最初はちょっと笑ってお互い抱っこしていました。
小さい揺れが続いてるな~と思った時、ドンッ!!
大きい揺れが続いて、止まりません。
「まだ? まだ揺れるの?」
段々と怖くなってきました。
「地震」は「遊園地のジェットコースター」とは違うんだよ。
「小さい揺れだな」と思っても、その後に大きく揺れたりします。
小さい揺れに気づいたら安全な場所を探して、ケガをしないように身を守ろうね。
次のコーナーへ行きます。
あれ、お姉さんとお兄さんが沢山いる。
でも消防署の人とは違うような……?
「愛知大学」の消防団です。
『消防団』は、消防署とは違って、火災や大規模災害発生時に自宅や学校・職場から現場へ駆けつけ、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う人たちの組織です。
⇒【消防団についてのWEB】
消防署の制服を着てみます。
「制服の生地が厚いね」
「燃えないように厚くしてるんだよね」
「全部オレンジで、黄色と銀色が光るのはなんでだろう?」
「煙の中で見つけてもらうためかな?」
- 高く見える!
- 火事の所へ行きまーす
水が出る消火器を使って、火を消す訓練をします。
ホースを水色のボールに向けて、ボールを落とします。
「消火器を使う時は、火の大きさを見てから決めてね。
火が天井までに届いていたり、大きいと思ったら、逃げてね。
小さな火でも見つけたら、すぐに周りの人へ「火事だ」と教えてね。
非常ベルは、いたずらで押したらダメだよ。」
(消火器の使い方)
1.燃えているところを見つけたら、周りに「火事だ」と知らせる
2.落ち着いて、火の様子を見て、火が自分に来ない場所を探す。
3.消火器を床に置いて、火の方向に向ける。
4.黄色のリングを引っ張って外して、ホースを火の下へ向ける。
5.レバーを握って、液をかける。
⇒【消火器の使い方WEB】
- ……誰だろう?|д゚)
水のコーナーへ行きます。
「水」はどのように備えたらいいのだろう?
私たちが飲む水は、雨が森を通って来ます。
その水を作ってくれる森ができるまでには、
「約30年」くらいかかります。
「自然がくれる、飲める水」はこんなに貴重なんですよ。
災害時は「水」が水道から出なくなります。
それに備える「水」は次のようになります。
(1)飲める水(食事や水分補給)
(2)飲めないけど使う水(トイレや洗濯など)
(3)水を使わないモノにする(非常トイレなど)
- 飲める水はペットボトルで準備できるよ
名古屋市には、小学校や中学校・公園などに「応急給水施設」があります。
名古屋市上下水道局では、災害用備蓄飲料水「名水」を販売しています。
ボトルのデザインも良くて、普段使いにもお勧めですよ。
(平成30年3月30日までの販売です)
【名古屋市上下水道局】
⇒災害用備蓄飲料水「名水」のWEBはコチラ
食器にはサランラップをかけて使えば、洗うための水を使わなくて済みます。
また、缶詰など容器のままで食べられる食品を用意するといいですね。
「缶パン」「アルファ米」「果物の缶詰」を紹介してもらいました。
「災害前に食べて、自分が好きな味や食べやすい固さなどを確認してから、家族分を1週間分買っておくといいよ」
と、教えてくれました。
- 「缶パン」は好きな味を用意するといいよ
コープでは、非常用品も宅配で買うことができます。
「ローリングストックにも便利ですし、
スープや餅などのフリーズドライの食品も災害用にお勧めですよ」
【コープあいち】⇒ WEBはコチラ
【ローリングストックの説明はコチラ】⇒ 『トクする!防災』
水道が使えなくなると、トイレも使えなくなります。
トイレは我慢すると体調を崩してしまいます。
「水」を使わないトイレを備えておきましょう。
- 新聞紙を細かくちぎって使うことができます
水と言えば、『液状化』があります。
名古屋市の中川区は埋め立て地が多いので、液状化のおそれが多い所です。
【液状化の詳しい説明はコチラ】
泥水の中にピンポン玉を入れて、外からハンマーでたたきます。
すると、中に入っていたピンポン玉が出てきました。
「土の中に入っている、水道管などもこれで壊れてしまうんだよ。
道路も壊れたり、家が傾いたりするよ。
自分が住んでいる所が液状化のおそれがあるかどうかを調べてみてね」
【名古屋市の地震マップはコチラ】
ビニールプールの中に、色んな道具のぬいぐるみがあります。
災害時に必要なものを狙って釣ります。
「今、家に用意してあるものは何かな?」
「足りないものは何かな?」
「自分で持っていけるものは何かな?」
すごろくもありました。
卵のカラを敷き詰めた場所がありました。
「地震の時は、窓ガラスや食器などが割れて床に散らばります。
その上をはだしで歩けるかどうか、試してみてください。
片足に新聞紙で作ったスリッパをはいて、比べてね。」
おそるおそる歩くスカウトたち。
「卵のカラだからケガをしないけど、これがガラスだったら絶対、血が出て歩けないよね……」
枕元にスリッパやスニーカーを置くのがお勧めです。
スリッパ等が見つからないときは、新聞紙で作れます。
「足を怪我すると、動けなくなって逃げられなくなりますよ。
窓ガラスにシールを貼っておきましょう。
割れるものは低いところやロックがかかる扉が付いた棚へまとめてしまっておきましょう。」
お昼ご飯です。
愛知大学の食堂でいただきまーす。
- おにぎりがおいしいよ
停電で暗くなった時に移動する体験です。
暗い中でスリッパを探してはいて、
懐中電灯を探して灯りを点けて、
笛を探して吹く。
……暗い中でできるのかな?
がんばれ、スカウトたち。
- こ、こわかった。
「枕元に懐中電灯と笛を置いておこうね。
スマホのライトでもできるけど、地震で壊れたら使えないし、バッテリーが切れるのが早くなってしまうよ。
小さい笛とライトをかわいいストライプで飾っておくのもいいよ」
探し当てた笛は参加賞としてもらえました。
名古屋市にはたくさんの外国人がいます。
その人たちには日本語で分かりやすく伝えることが必要です。
スカウトの親に、耳の聞こえない人がいます。
「耳の聞こえない人は、口の形で言葉を読み取るから、
簡単な言葉で言ってもらう方が伝わりやすいね」
外国人だけではなく、日本人にもやさしい言葉なのね!
【やさしい日本語】⇒WEBはコチラ(PDFデータ)
絵を使って伝える方法もあります。
家具の固定について説明をしてもらいます。
「まずは、寝る場所のまわりに家具を置かないこと。
家具を置くときは、寝ている自分に倒れてこない場所に置いて、壁や天井に固定してね。」
- ミッキー君が・・・
- これはどこに付けるの?
スタンプが全部そろったので、交換します。
お菓子と乾パンをもらいました。
ささしまライブには、中川運河があり公園もあります。
スカウトたちは元気に走り回っていました。
「ナッピー」だ!!
もう一人の黒いのは?「ひできよん、だよ。」
【ナッピーについてはコチラ】
【ひできよんについてはコチラ】
時間になりました。
今日は楽しく、沢山のことを学べたね!
- 笛をもらったよ!